朝夕が涼しく感じるようになりました。
日中の陽射しは相変わらず暑いものの、ようやく秋の気配を感じます。
皆さま、ご機嫌いかがでしょうか?
この度、お取引先の旅館でディナーショーを開催されましたので、行って参りました。
坂本冬美さんが出演するショーです。
場所は、日本一の旅館として有名な加賀屋さんです。
なんと創業117年の創業記念日の開催ということで、改めて100年以上続く偉業に感嘆しました。
石川県の和倉温泉まで、サンダーバードの特急に乗り金沢駅へ。
ここからは「花嫁のれん」と名づけられた週末だけ運行する列車に乗って終点「和倉温泉」へ。
初めて乗車した花嫁のれんは、特別仕様で見事です。
金沢の工芸の素晴らしさが際立ち、日本文化の奥深さを感じました。


さて、ディナーショーとは言うものの、お昼2時からのショーです。
その前に加賀屋さんの特製ランチをいただきました。
ブイヤベースの小鍋や蒸し鮑のパイ包みが和食と共に提供され、幅広い年齢層に喜ばれるメニューでした。
さて、ショーの方は生バンド8名くらいの編成で、着物で登場した坂本冬美さん。
コロナ禍は延期や中止で、1年間に10日ほどしかコンサートが出来なかったとお話しされていましたから、この3年は我慢の連続だったことと想像します。
だからこそ加賀屋さんでのショーはこれまでの鬱憤を弾けさせたようなサービス満載の内容になったのではないかと思います。
300名ほどが座る客席に降りてこられ、歌いながらお客様と肘タッチ(握手は出来ないのでとお断りがあり)を行い、1時間少しのショーの間に2回着替えてドレスと着物を披露し、とにかくお客さんに喜んでもらえるよう趣向を凝らしていました。
演歌だけではなく、美空ひばりさんや五話真弓さんのカバー曲を歌ったり、和太鼓奏者とジョイントしたりと盛り沢山です。
歌もお話しも上手で、華やかな非日常のひと時を過ごさせて頂きました。