長崎

これまで一番多く出張したのは、長崎なんです。
これはもう、ダントツで1位です。
とは言っても、案外知らないことだらけなんですけど。
今回は、長崎空港がある大村でアポイントまでの時間が少しありましたから、その小休止で訪ねた大村公園のことを紹介します。

大村湾に面した大村公園には、整備が行き届いたいくつものスポットがあります。紫陽花や菖蒲が美しく、小雨と共に風情を感じます。

ここは、大村藩が管轄していた玖島城跡として存在感たっぷりです。
立派な石垣とお城の一部が残っています。それから、同じ敷地内に稲荷神社もあります。第16代の大村藩主 純伊(すみこれ)公が、1480年に大村藩の守護神として分霊を受けたそうです。赤の鳥居が美しく、狐の狛犬が大衆に親しみをもたらしています。赤色は豊作を象徴し、狐は紙のお使いと信じられているそうです。

その神社の手前にある小屋(狐が祀られている)と、巨木2本が一心同体になっていて、圧倒されました。画像ではこのスケールを撮りきれないため諦めましたが。何の木だと思います?
楠なんです。
しかも、屋久杉級の樹齢何百年って感じなのです。
こんな規模の楠を見たことがなかったので、「驚愕」と「感嘆」です。

また、水辺には二羽の鳥がいまして、人が近づいても鳴くことも、飛び立つこともなく、懸命に首を曲げて毛づくろい?みたいなことをしています。
この鳥は、「チュウサギ」というそうです。
また今回の長崎では、鳥にご縁があるのか、翌朝の散歩中にキレイなサギを見ました。美しい姿勢で、人が近づいても飛んでいかず、とてもおとなしい。

一方の人間は、鳥や動物と違って理性があるのにも関わらず、傷つけたり、中傷したり、威嚇したり、占領したり・・・なんて欲深くて、愚かなんでしょう。

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