結婚については周囲の反対があり、結婚式は2人だけで北海道の札幌の教会で式を挙げました。
誰に気を遣うこともなく、何ともお気楽な結婚式になりました。
札幌に宿泊したので、式の前日にはススキノの繁華街でご飯を食べ、レンタカーでドライブをして、まるで普通に北海道旅行しているようでした。
とは言え、2か月後には引越があり、親からお披露目をするように諭されて披露宴を催したり、バタバタと数ヶ月を過ごしました。
さて新婚生活はというと、主人の送り迎えや、取引先との接待の席に参加したり、社員を自宅に連れて帰ってきたり、せっかちな主人に振り廻されていました。
子どもたちにピアノは教えていたものの、慌ただしい毎日で生活のリズムが変わり、主人にそんな最中に引き会わせてもらったのが、ゴルフサービス事業部のCAL(キャル)のリーダーをしていた社員3名です。
この3名とは年齢が近いこともあり、エネルギーが満ち溢れる個性豊かな女性たちとウマが合い、急速に親しくなりました。
今まで私の周囲にいなかったタイプの3人は、とにかく部下想いで、仕事が大好きな人たちです。また、私を含め4名共血液型がB型で、切替えが早く、明るい性格に加えて、よく喋るのが特徴です。
定期的に集まる機会を作り、この会の名前が「もうひと花咲かせ隊」に命名されているところにもユニークさが伝わりますでしょう?
本来、社員からすると、自分たちの会社の社長の奥さんである私との関係は、なかなか接しにくいはずなのですが、何というかそういう畏まった空気が皆無でした(笑)。
これこそがCALが持っているパワーであり、波動が合うということなのでしょうか。
こうしてゴルフサービス事業部の社員たちとの関わりが少しずつ拡がっていきました。その流れで、親しくする学校の先生が来阪する時には私の実家にご飯を食べに来られ、家族ぐるみでお付合いする人の輪が私にも拡がってきました。
ちなみに、「もうひと花咲かせ隊」のメンバーですが、1人はプロゴルファーと結婚されて3人の娘さんを持つ母に、2人はワークステーションの社員として現在も務めてくれています。こうしてブログで振り返りながら、ものすごい年数が経過し、尚も当社で幹部社員となってくれていることに改めて感謝の気持ちが湧いてきます。